こんなところにれんが Vol.9
2007年3月にレンガ・タイル研修会で視察に行った、やきものの街でもあるメキシコのプエブラをご紹介いたします。
プエブラはメキシコシティーから車で約2時間くらいのところにあり、別名「天使の街」とも呼ばれています。陶器(タラベラ焼)の街としても有名で、世界遺産に登録されています。
街のいたるところに、タラベラ焼のタイルやテラコッタで装飾されたコロニアルな建物が並んでいます。
「砂糖菓子の家」はプエブラで有名な建物です。赤色のタイルと白の装飾の外観で、この名がついたそうです。
タラベラ焼は、400年もの歴史を持つ陶器です。もともとは、メキシコが植民地時代にスペインから持たされたやきもので、スペインのマジョリカ焼が起源。
メキシコでの観光地メキシコシティーとテオティワカンを紹介いたします。
下記の写真は、メキシコシティーのシンボルであります独立記念塔です。塔の最上部に天使が配置されていることからアンヘル(Angel)独立記念塔と呼ばれています。アールヌーヴォー様式の建物は、ベジャス・アルテス宮殿(オペラハウス)です。
ソカロ広場 (憲法広場) 世界遺産にも登録されている「ソカロ Zocalo」。メキシコの政治・宗教の中心であり、その広場の周りにはメトロポリタン大聖堂や国立宮殿などの歴史的建造物が並んでいます。
メトロポリタン大聖堂は、メキシコのカトリックの総本山です。国立宮殿は、現在メキシコの連邦機関の建物です。
続いては、テオティワカンをご紹介いたします。 世界遺産の一つであるテオティワカンとは、メキシコの首都メキシコシティ北東約50キロの地点にあり、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡で、当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心的都市として機能していました。テオティワカンには2つのピラミッドがあり、月のピラミッドと、太陽のピラミッドがあります。パワースポットとしても有名です。
月のピラミッドに登ってみました。大変急勾配の階段を登り、パワーをいただいてきました。ピラミッドの上からは、死者の道が圧巻です。
こちらは、太陽のピラミッドです。メキシコは標高が高いため、月のピラミッドを登ればもう十分で、太陽のピラミッドは登ることはやめました。
今回は、メキシコのタラベラ焼タイル、陶器を紹介させていただきました。
おまけですが、本場のテキーラを紹介して終わりにします。
右のショットグラスがテキーラで、左のショットグラスは、サングリータです。サングリータは、チェイサー(水代わり)です。基本的には、トマトジュースにスパイスを加えたノンアルコールの飲み物です。次回をお楽しみに。